乳幼児定期健診とは
乳幼児定期健診は、子どもの発育状況を観察し順調かどうかを確認するためのものです。
実施する月例は、満1歳までに2~3回と1歳6か月、3歳で行うのが基本です。(自治体によって異なります。)
定期健診が実施されるのは「キー・エイジ」といわれる発達の節目にあたる時期です。
特に0歳で受ける健診は、先天性の病気が隠れていないかどうかを見極める目的もあるため、受け忘れのないようにしましょう。
健診会場に持っていくものリスト
スムーズに健診を受けられるように、事前に準備をしておきましょう。
母子健康手帳や健康保険証、必要書類など
健診時には母子手帳と健康保険証、問診票などが必要です。事前に記入できる個所は記入し、まとめて準備しましょう。
着替え
汗をかいたり、ミルクを吐いて汚れたりしたときのために上下1セット用意しておきましょう。
おむつ、おしりふき
普段は布おむつでも、健診では紙おむつのほうが便利です。2~3枚準備をしましょう。
タオル
汗やよだれ、口まわりの汚れを拭くときに便利です。ガーゼを使用してもよいでしょう。
おくるみ
健診会場では、赤ちゃんは裸で移動することがあります。さっとくるんで抱っこできるようにおくるみがあると安心。
飲み物
会場が乾燥していたり、汗や涙で赤ちゃんが水分不足になってしまったりするため飲み物を用意しましょう。ただし、健診直前の飲食は嘔吐につながる恐れがあるため、健診後に飲ませるようにします。
おもちゃ
子どもが飽きてしまうのを防ぐためおもちゃがあると便利です。音がでるおもちゃは健診の妨げになるため、音のでないおもちゃを持参しましょう。
メモ帳
定期健診は、医師や保健師から心配や不安に対するアドバイスが得られる場でもあります。
聞きたいことはあらかじめメモ帳にまとめておくと、当日あわてずに質問ができます。
定期健診前に気をつけることは?
脱ぎ着がしやすい服装を選ぶ
聴診や触診、身体測定は服を脱いで行います。着脱に時間がかかると、赤ちゃんがぐずる原因にもなります。前開きで脱ぎ着がしやすい服装で健診を受けましょう。
飲食は健診開始の30分前に済ませる
直前に飲食をしていると、おなかを触診したり、うつぶせになることで吐いてしまうことがあります。授乳を含む飲食は健診時間の30分前には済ませましょう。