いざとういうときのために子どもと一緒に準備をしましょう
難易度:(大人も一緒に学びながら説明しましょう)
身の守り方を知ろう
地震が起きてまずはじめにすることは、自分の身を守ること。
すばやく正しい身の守り方ができるようにしましょう。
保護者が一緒のとき
倒れてきそうなものから離れ、保護者のおなかで子どもの頭を抱きかかえてしゃがみます。
大きな揺れは数分で収まるといわれています。
揺れが収まるまでその場で身の安全を確保しましょう。
子どもだけのとき
地震発生時に子どもだけの場合、以下の身の守り方について教えましょう。
- 倒れそうなもの、割れやすいもののそばから離れる
- しゃがんで体を低くする
- 手やカバンで頭を抱えて守る
室内・室外共に、子どもと確認してみましょう。
連絡手段の確保
災害後に家族の安否がわからない、そんな状況は誰しもが不安になります。
身の安全を確保できたら家族と連絡をとって状況を把握したいですよね。
しかし、災害時は電話が使えないことも予測されます。
災害用伝言サービス「171番」や、LINEアプリの安否確認機能や居場所を知らせる機能を家族で確認しましょう。
子どもと保護者、両方の携帯で操作方法の確認が必要です
集まる場所を決めよう
もし携帯が使えなくなったとしても、あらかじめ家族と集まる場所を決めておけば合流することができます。
集まる場所は子どもの行動範囲にある施設や公園を選びましょう。
しかし、集まる場所を決めていても、緊急時はパニックになって集まることそのものを忘れてしまうこともあります。
子どもの持ち物(ランドセルなど)に集まる場所をメモした紙を入れておきましょう。
「家族で集まる場所を思い出して行く」という行動を「何かあったらメモをみる」という行動にレベルを下げることで、パニックになっても集合場所を把握することができます。
災害はいつどんな場所で発生するかわかりません。
家族で防災について一度よく話し合ってみましょう。
・小川博康(2019)『増補改訂版てるてる天使の妊娠出産百科 ハッピー・マタニティ―』学習研究社