この時期に気を付けたほうがいいことって何かしら?
子どもの食中毒は重症化しやすいので中が必要です
予防法について解説します
食中毒とは?
食中毒とは、食中毒を起こすもととなる細菌やウイルス、有毒な物質がついた食べ物を食べることによって、げりや腹痛、発熱、はきけなどの症状が出る病気のことです。
気温25℃以上、湿度70%以上の季節に発生しやすいです。
%原因菌はO157やノロウイルス、カンピロバクターなどさまざまです。
人から人へ感染するため、二次感染に注意が必要です。
食中毒が重症化すると
乳幼児の食中毒は重症化しやすいといわれています。
下痢や嘔吐などで体の水分が奪われると脱水状態になります。脱水は体の電解質バランスを狂わせ、命にかかわる可能性もある危険な状態です。
O157が原因菌の場合、発生した毒素が脳や腎臓にまわり、脳症や溶血性尿毒症症候群溶血性尿毒症症候群といった重篤な状態になる可能性もあります。
食中毒を予防しよう
つけない
食中毒の菌がつかなければ、菌が増えることも食中毒になることもありません。
手洗いは液体石鹸を使い、流水下で洗います。手拭きタオルは個人専用にするか、ペーパータオルを使用しましょう。
調理に使用するまな板や包丁、お皿などもしっかり洗いましょう。
排泄物を処理する際は、使い捨て手袋を使用し処理後は速やかに手を洗います。
増やさない
食中毒の菌が増えるためには、栄養・水分・湿度が必要です。
作った料理や生ものはできるだけ早く食べましょう。すぐに食べない料理は冷蔵庫にしまいます。
死滅させる
食中毒の原因菌は一般的に熱に弱いので加熱すると死滅します。
一般細菌は75℃で1分以上加熱、ノロウイルスは85℃を1分以上加熱すると死滅するといわれています。
料理をするときは食材の中心まで火が通るようにしましょう。
食中毒は重症化すると命にかかわる危険性があります。
食中毒予防の三原則(つけない・増やさない・死滅させる)を守り、細菌やウイルスから身を守りましょう。
・東社協保育士会保健部会(2019)『やるべきことがすぐわかる 今日から役立つ 保育園の保健の仕事』赤ちゃんとママ社